動詞gustar
<1.gustar(単数主語)>
・意味は、「気に入られている」
・「~が好きだ」という表現では動詞gustarが使われます。
・動詞gustarの主語は好きなものです。好きなものが単数の場合、現在形ではgustaになります。
・誰が好きかは間接目的人称代名詞を用いて表します。
・誰が好きかをより具体的に表す場合や強調したい場合は、前置詞aを伴った間接目的語を代名詞のほかにさらに使うことができます。
例文:A mí me gusta mucho Burgos. 私はブルゴスがとても好きです。
Burgos me gusta a mí mucho.
↓
Burgos a mí me gusta mucho.
↓
A mí me gusta mucho Burgos.
<2.gustar(複数主語)>
・意味は、「気に入られている」
・動詞gustarの主語は好きなものです。好きなものが複数の場合、現在形ではgustanになります。
・主語が普通名詞の場合、名詞を限定する語(定冠詞、所有詞、指示詞など)を伴います。
例文:Me gustan las mochilas. 私はリュックサックが好きです。
mochila: リュックサック
Las mochilas me gustan a mí.
↓
A mí me gustan las mochilas.
<3.gustar(動詞主語)>
・意味は、「気に入られている」
・動詞gustarの主語は好きなものやことです。動詞の不定詞も主語になることができます。
・主語が動詞の不定詞の場合、gustarは現在形ではgustaになります。
例文:No me gusta madrugar. 私は早起きが好きではありません。
madrugar: 早起きすること(不定詞)
Madrugar no me gusta a mí.
↓
A mí no me gusta madrugar.
<4.gustar(線過去)>
・「~が好きだった」という表現では、動詞gustarが線過去で使われます。
・好きだったものが単数名詞あるいは動詞の不定詞の場合は、gustaba、複数名詞の場合はgustabanが使われます。
・アクセント記号のつかないcuandoは節(主語、動詞を含むひとまとまりの要素)の前に置いて、「~のとき」の意味を表します。
例文:Cuando eras pequeña, te gustaban los callbos.
小さいころ、君は馬が好きでした。
pequeña: 小さい
<5.gustar(否定)>
・「〜が気に入った」という表現では、動詞gustarが点過去で使われます。
・気に入ったものが、単数名詞あるいは動詞の不定詞の場合は、gustó、複数名詞の場合はgustaronが使われます。
・副詞nuncaは、動詞の後ろに置かれた場合、動詞の前に否定辞のnoが必要ですが、動詞の前に置かれた場合、noは必要ありません。
例文:Nunca me gustó. 私は決して好きになれませんでした。
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No me gusto nunca.