通訳案内士試験1次試験

1.試験内容
 ・外国語による筆記試験
  記述式で、記号で答える客観式は数問程度
  英文読解、英語総合問題(下線部訳、客観式、穴埋め問題)、時事・ガイド用語、日本事情関連英作文、和文英訳

  注意)平成25年度試験の英語筆記試験では1部マークシート方式での出題が導入されます。

      詳細はこちらです。

      → http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/pdf/guide_marksheet.pdf

      この説明によると、時事・ガイド用語はマークシート方式になる可能性があるようです。

      断言はできませんので、受験生はちゃんと正しくスペルを書けるように準備しましょう。

 

 ・日本語による筆記試験
  全て、マークシート式
  日本地理、日本歴史、産業、経済、政治及び文化に関する一般常識(一般常識)の3科目

2.試験時間
 ・外国語による筆記試験
  2時間
 ・日本語による筆記試験
  各科目40分ずつ

3.合格基準点
 ・外国語による筆記試験:平均点が60点で70点以上を合格
 ・日本語による筆記試験:平均点が60点で60点以上を合格
  ただし、平均点が60点を下回る場合は、合格基準点は調整される
  (2008年度の日本歴史は40点台でも合格でした)

4.免除
  英検1級を保有者は、英語の第一次試験が免除

  TOEICの点数で英語の第一次試験が免除(平成26年度の試験から適用)

   詳細については、こちらをご覧下さい。
  総合又は国内旅行業務取扱管理者の保有者は、日本地理が免除
  歴史能力検定の日本史1級又は日本史2級の保有者は、日本歴史が免除
  一次試験での合格科目は翌年のみ免除の権利が与えられる
  →この免除を最大限に利用すると、一次試験は、一般常識のみ受験すればよいことになる

 

平成26年度の試験がら、TOEIC840点、または、TOEICスピーキングテスト150点、または、TOEICライティング150点のいずれかに達していれば、通訳案内士試験の英語第一次試験を受験せずに通過できることができるようになります。

すると、今まで英検1級、または、通訳案内士試験の英語筆記試験に合格できなかったら英語第一次試験を通過できなかったのが、TOEICでの免除を狙うと、比較的簡単に通過できてしまう。

この状況を考えると、英語第一次試験の難易度は、次のようになるでしょう。

 

英検1級>>通訳案内士試験英語第一次試験>>>TOEIC

 

TOEICでの免除で受験すると、最大の難関は2次試験になります。

一方、通訳案内士試験英語第一次試験を受験する正規受験では、この2次試験は比較的楽です。

 

通訳案内士試験2次試験

二次試験は、口述試験となっており、JNTOのページから抜粋しますと、

「通訳案内の実務(筆記試験で選択した外国語による実践的コミュニケーション能力。人物考査を含む。)」

となっています。
経験から簡単に説明しますと、
第一次試験で受験した外国語(英語なら英語)で、日本事情(日本のこと)をネタにした外国語会話って感じですね。
先程の説明にもありましたが、人物考査も含んでいるので、ガイドスマイルで笑顔を絶やさずに、会話をすることが重要です。

所要時間は、一人8分程度の設定となっていますが、時間の関係で長短はあります。
私が、受験したときは、5分程度かなという感じで短く感じました。
そうです、あっという間に終わっちゃいます。

実際の試験雰囲気を説明しますと、
面接する部屋には、日本人試験官(現役ガイド)と外国人試験官がいらっしゃいます。
まず、日本人試験官から、
What's your name and where do you live?
で試験は始まりました。
その後は、外国人試験官との会話が始まります。

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