ser, estar

＜１．estar + 形容詞＞

（現在形）

　・estarは主語とその次の要素をつなぐ動詞で、後ろに形容詞を置くと、「主語」が「形容詞の表す意味」の状態であることを表します。

　・estarの後ろに置かれる形容詞は、主語の性（男性名詞か女性名詞か）や数（単数か複数か）によって形を変えます。

　・estarは現在形では不規則活用をします。

　・英語のbe動詞に当たります。

（現在形の活用：不規則活用）

主語人称代名詞	現在形	主語人称代名詞	現在形
yo	estoy	nosotros/nosotras	estamos
tú	estás	vosotros/vosotras	estáís
usted,él/ella	está	ustedes,elos/ellas	están

例文：Estoy candasa. 私は疲れています。

　・cansado/ a：疲れている

（現在完了形）

　・esta semana（今週）のような「現在を含む時の範囲」を表す語がある文でも、現在完了形がよく使われます。

主語人称代名詞	現在完了形	主語人称代名詞	現在完了形
yo	he estado	nosotros/nosotras	hemos estado
tú	has estado	vosotros/vosotras	habéis estado
usted,él/ella	ha estado	ustedes,elos/ellas	han estado

例文：Su madre ha estado muy ocupada esta semana.

　　　彼のお母さんは今週とても忙しかったです。

　　・madre：お母さん

　　・ocupada：忙しい

　　・esta semana：今週（esta：指示詞）

＜２．estar（所在を表す）＞

　・動詞estarは主語で表される人や物が存在する（いる、ある）ことを表します。

　・動詞estarが存在を表すとき、多くの場合、「どこに」あるのかを表す表現が共に使われます。

　・動詞estarは現在形では不規則活用をします。

（現在形の活用：不規則活用）

主語人称代名詞	動詞	主語人称代名詞	動詞
yo	estoy	nosotros/nosotras	estamos
tú	estás	vosotros/vosotras	estáís
usted,él/ella	está	ustedes,elos/ellas	están

例文：Este bar no está en el centro. このバルは中心地にありません。

　centro: 町の中心地

　・人や物がどこかにあるかを効くとき、疑問詞のdóndeが使われます。

　・疑問詞で文を始める場合、疑問詞の次には動詞が置かれます。

例文：¿Dónde está el servicio? お手洗いはどこですか？

　servicio: お手洗い

＜3．ser + 形容詞＞

　・serは主語とその次の要素をつなぐ動詞で、後ろに形容詞を置くと、「主語」が「形容詞の表す意味」の性質を持っていることを表します。

　・serの後ろに置かれる形容詞は、主語の性（男性名詞か女性名詞か）や数（単数か複数か）によって形を変えます。

　・serの現在形は不規則活用します。

　・英語のbe動詞に当たります。

（現在形の活用：不規則活用）

主語人称代名詞	現在形	主語人称代名詞	現在形
yo	soy	nosotros/nosotras	somos
tú	eres	vosotros/vosotras	sois
usted,él/ella	es	ustedes,elos/ellas	son

例文：Es muy bonito. それはとてもきれいです。

　　bonito: きれいな

　　　Soy Teresa. 私はテレサです。

　　　Ella es Carmen. 彼女は、カルメンです。

＜４．ser + 名詞＞

　・serは主語とその次の要素をつなぐ動詞で、後ろに名詞が来ると、「～がある」の意味になります。

　・「ser+名詞」で人の職業や身分を表すことができます。その場合、一般に名詞は無冠詞で使われます。

　・serの現在形は不規則活用します。

　・英語のbe動詞に当たります。

（現在形の活用：不規則活用）

主語人称代名詞	現在形	主語人称代名詞	現在形
yo	soy	nosotros/nosotras	somos
tú	eres	vosotros/vosotras	sois
usted,él/ella	es	ustedes,elos/ellas	son

例文：Tú eres economista. 君は経済の専門です。

　economista: 経済学者、経済の専門とする人

　　　Somos profesores. 僕たちは教師なんだ。

　　　Somos funcionarios. 私たちは公務員です。

　　　Son estudiantes. 彼らは学生です。

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　・「ser+名詞」でどんな人かを表すとき、また名詞が形容詞を伴うとき、多くの場合、名詞は不定冠詞を伴って使われます。

　・不定冠詞や名詞は主語の性や数によって形を変えます。

例文：Tú eres un vago. 君は横着な人です。

　vago: 横着者

例文：Tú eres un estudiante trabajador. 君は働き者の学生です。

　estudiante: 学生

　trabajador: 働き者の

＜5．serとestar＞

　・動詞ser, estarは共に次に形容詞を伴うことができます。形容詞によってはどちらの動詞も使えるものがあり、どちらの動詞を使うかによって意味が違います。

　・「動詞ser+形容詞」は、者の性質や人の性格などを表します。

　・「動詞estar+形容詞」は、物や人の状態を表します。

例文：Estás inaguantable. 君にはがまんできません。

　inaguantable: 耐えられない

＜6．意見＞

de acuredo (con 〜)：　〜に同意している、〜と同じ考えである

a favor (de 〜)　　：　〜に賛成である

en contra (de 〜)　：　〜に反対である