日本事情関連

通訳案内士試験で出題される日本事情関連の英作文の対策についてお話をします。

1.日本事情関連英作文の教材
  ハロー通訳アカデミー(2011年2月閉校)で使用した教材は「日本的事象英文説明300選」(以下、300選)です。これは、有名な本ですね。
  CELでは、「日本事情コースVer.1」です。このコースには、「英語で語る日本事情」が副読本としてあります。

  また、英語で解説される「日本事情コースVer.2」というコースもあります。こちらは、特に2次試験対策用としてです。

    
2.日本事情関連英作文の覚え方
   「300選」は、ハローの模擬試験の範囲となっていましたので、試験範囲の☆印のついたところだけ(約100選となる)を書いて覚えました。試験はちゃ んとスペルを書いて解答するので、スペルや冠詞まで繰り返し練習しました。ハローでは、この300選は丸暗記するように言われていました。
  しかし、CELでは、丸暗記しなさいなどは一切ありませんでした。CELの通訳ガイドコースの特徴は「日本事情コース」(現在の日本事情コースVer.1)にありました。これはCEL独自の コースで、日本事情を約10回に渡って勉強するものです。地理や歴史などにも触れます。 CELの日本事情は根本から理解すれば、どんな問題が来ても自然に解答できると言うものでした。また、2時試験でも「日本事情コース」で学習したことが役 に立ち完璧に答えるとこが出来ました。
  「日本事情コース」は、一通り授業が終わった後、一次試験までにもう一回学習をして、2次試験までにもう一回学習をしました。最終的には3回繰り返したことになります。
  「300選」や「英語で語る日本事情」には、時事・ガイド用語の用語問題になりうる用語が出てきますので、使用されている英文の中からそれらの用語を抜き取って時事・ガイド用語として追加で覚えました。

まとめますと、日本事情関連英作文の対策は、CELの「日本事情コースVer.1」がお勧めです。1次試験だけだなく2次試験でもパワーを発揮します。

 

 

日本事情関連の学習方法

上で紹介した日本事情関連英作文の教材を使って、どのように学習をすればよいかについてお話をします。

 

日本的事象 英文説明300選」は、日本的な事柄、例えば、梅雨、祭りなどを一言、二言で言うと何?と問われたときに力を発揮します。

それに対し、「英語で語る日本事情」は、それらの事柄の根底を突き止め、その中心にあるものを理解することができます。

要するに、上記2冊は、お互いに補完の関係にあると感じています。

さらに具体的に説明しますと、試験での解答では、

まず、「日本的事象 英文説明300選」のように、一言二言で概要を説明し、そのあとの補足説明で、「英語で語る日本事情」にあるような説明をすると、解答に説得力が出ると思います。

私も、合格したときの答案では、その2段階構成で解答しました。

 

また、補足として 

「日本まるごと英単語帳」とそのCDも併せて学習するとよいと思います。

この単語帳でも、日本事情関連事項を取り扱っているので、参考になると思います。

 

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